月山スキー場の積雪について
ここでは、月山スキー場の「積雪」について解説していきます。
月山スキー場は、標高(1600~900m)が高いことと冬の時期に大量の雪が積もることから一年の半分以上が雪に覆われています。
ここでは、月山スキー場の「積雪」について解説していきます。
月山スキー場は、標高(1600~900m)が高いことと冬の時期に大量の雪が積もることから一年の半分以上が雪に覆われています。
スキー・スノーボードのメインシーズンとなる冬の時期ですが、月山スキー場は「閉鎖」されています。
その理由が「積雪量の多さ」です。
月山スキー場を含む山形県西村山郡西川町周辺は、いわゆる「豪雪地帯」で冬になると日本海側から吹く季節風の影響で大量の雪が降ります。
平均で3~5m、天候が悪い日になると10mや20mといった積雪を記録することも珍しくありません。
冬の時期は、積雪量が多過ぎて月山スキー場と麓のアクセスが絶たれてしまいます。
大量の積雪によって、利用者・職員の安全が確保できないことから月山スキー場は冬に営業を行っていません。
冬に大量に積もった雪は、春から夏にかけてゆっくりと解けていきます。
この時期になると天候が安定することから、月山スキー場の営業が開始されます。
スキー場がオープンする4月上旬頃は、スキー場としての積雪量はピークで、他のスキー場よりも多くの雪が残っています。
冬に営業をしていなかったことから、雪質も良くスキー・スノーボード初心者でも滑りやすい環境が揃っています。
4月上旬から5月下旬までは上記のような質の良い雪が多く残っています。
ですが、6月に入り気温が上がり始めると積雪量はガクッと下がっていきます。
積雪量は毎年の気候や気温によって変動しますが、6月も上旬であればまだまだスキー・スノーボードを楽しむのに充分な量の雪が残っています。
この時期も積雪量は多いですが、雪質に多少変化が現れます。
スキー場として多くの利用者が滑走したことにより柔らかい雪からザラメ状の少し硬めの雪質となります。
もちろん、月山の山肌が露わになることはありませんが、滑るのに少し技術が必要となるので初心者よりも中級者や上級者向きのスキー場へと変わります。
7月に入ると、ゲレンデでも山肌が見える箇所も出てきます。
この時期からは、積雪量を見ながらスキー場の営業終了時期が検討されるようです。
天候が良い日が多い年や積雪量が少ないコースは、早い段階で営業が終了となることもあります。
夏スキーの終盤となるこの時期に月山スキー場の利用を検討している場合は必ず公式ホームページを確認するようにしてください。
月山スキー場の積雪量はインターネットで簡単に調べることができるので、当日や週間天気の確認のついでに積雪量もチェックすることをおすすめします。