スキー・スノーボードは、当日の「天気」が重要となります。

スキー・スノーボードは、当日の「天気」が重要となります。

月山スキー場は、ゲレンデが「標高約1600~900m」と高い位置にあることから、一般的な山岳地帯と同様に天気が変わりやすいといった特徴があります。
利用する際は、当日の大まかな天気だけではなく、時間帯別の天気予報を調べたり、天候が少しでも悪くなりそうだと感じた場合は、すぐにスキー・スノーボードを中止するようにしましょう。

冬シーズンのお天気

月山スキー場は、積雪量が多いことから冬シーズンはスキー場を利用することはできません。

冬は日本海側から吹く季節風の影響で大量の雪が降ります。積雪が多いことから晴れる日数も他の季節よりは少なくなっています。

一般的なスキー場と比べると積雪量がかなり多く、平均で5m前後も積もると言われています。

スキー場の営業は行っていませんが、月山山麓では冬のレジャーとして「スノートレッキング」が人気となっています。

 

春から夏にかけてのお天気

月山スキー場が営業を開始する4月は、標高が高いこともあり気温自体は低い傾向があります。

冬に大量の雪を降らせる原因となっていた季節風が弱まり、天候も多少安定します。

綺麗に晴れる日も増えるので、絶好のスキー日和になることも珍しくありません。

しかし、先程も述べた通り、標高の高い山間部に位置しているので山の麓と比べると天気の移り変わりは早いと言えるでしょう。

また、標高が原因による気温の上下も激しいことから、この時期に月山スキー場を利用する場合は、防寒対策も必須となります。

夏スキー場として高い知名度を持つ月山スキー場ですが、春から秋にかけての季節は新緑や紅葉を見るためのトレッキングの名所としても多くの人で賑わっています。

 

夏のお天気

夏スキーの終盤となる7月に入ると、ゲレンデに残っていた雪もごく僅かとなり、月山本来の姿を見ることができます。

日差しのない曇や雨の日は気温が「25~30度」程度と比較的過ごしやすい天気・気温になります。

一方、晴れの日はゲレンデに日差しを遮る木々が少ないので気温が上がりやすくなっています。

この時期になると、標高が高い月山スキー場でも気温が「30度」を超える日がほとんどとなります。

気温の高さから、半袖やパーカーといった薄手の服装でスキー・スノーボードに興じる利用者も見かけられます。

 

まとめ

月山スキー場のお天気に突出するものはなく、ごく一般的な山岳地帯の天候と言えるでしょう。

スキー場を含む周辺地域は、豪雪地帯となっているので冬の時期は山に近づくことはできません。

一方、春から夏にかけての春・夏スキーの最盛期は、平地よりも3~5度程度気温が低くなっています。

月山スキー場を利用する時は、山間部特有の変わりやすい天気に気を付けましょう。